腹腔鏡 No.2

目に優しい?

腹腔内手術において視野を確保することは重要な要素の一つです。単純に大きいカメラ径の方が見やすい映像を得ることが可能ですが、腹部の術部位の傷も大きくなり動物には優しくありません(傷は小さい方が痛みも減ります)。そうなると小さい径のカメラの方が動物には優しいことになりますが、術者にとって鮮明な視野の確保が難しくなります。 と言うことで小さいカメラの画像を低評価していましたが、今回3.5mmのカメラを使用して—-目から鱗—-想像より鮮明と思ったのは私だけでしょうか?